仕事に精神論を持ち出す会社の特徴と問題点｜転職のススメ

 

仕事に精神論を持ち出す会社の特徴、問題点を詳しく解説しています。仕事に精神論を持ち出す会社とは、絶対的に問題を抱えた会社と言え、ブラック企業の可能性も高いと言えます。そんな会社に勤めてしまった方、また転職した先で精神論を持ち出された場合は、すぐ転職など次の事を考える事をオススメしています。

一概には言えませんが、社是や社訓に根性、気合、頑張るなどの精神論が掲げられている会社は注意が必要です。もし入社後に精神論を強制してくる上司が居た場合、その会社はブラック会社と思って間違いないと思います。精神論は自身で使うもので強制されるものでありません。

 

体育会系の会社

精神論を持ち出し、仕事に用いる会社の特徴としては体育会系の会社が挙げられます。しかも一時的なものではなく慢性的に根付いているものと考えましょう。

 

社是・社訓に精神論を掲げている会社

一概には言えませんが、社是や社訓に「根性」「気合」「頑張る」などの言葉が掲げられている様な会社は、社内に精神論が蔓延している可能性があります。

 

ブラック企業

ブラック企業において、社是や社訓に掲げられている事の多い精神論・根性論。これらを持ち出し部下を叱る上司がいた場合、その会社はブラック企業と思って間違いないでしょう。

 

そもそも日本人が美徳としている精神論・根性論は本人が使う場合に有効な言葉です。皆がよく使う「これから頑張ります」なんて言葉も精神論で、これを使う事には全く問題はありません。しかし他人が言ってくる場合、その意味が変わってくるのです。精神論は美徳とされているが仕事で使う言葉ではないのです。

 

精神論は解決策ではない

まず仕事で精神論を持ち出した人間は無能であると言えるでしょう。そもそも一時的に三日寝ずに仕事を上げたとして、それを継続させることは不可能です。根性・気合と言ったものは解決策ではないからです。

 

精神論を持ち出すのは逃げと押し付け

トラブル対応などで精神論を言われた場合は、意味のすり替えが行われ「俺は何も知らん！」という逃げの言葉に変わってしまうのです。つまり、この上司は仕事から逃げ、さらに答えや正解を持っていない事になります。それを精神論でどうにかしろと言うのは上司の無能を押し付けられてるに過ぎません。

 

精神論を持ち出す会社はブラック企業

トラブル対応を上司に相談した場合に「根性でどうにかしろ！」など精神論を言ってくる上司が居た場合、その会社はブラック会社と思って間違いないと思います。

 

 

日本の忌むべき歴史の中に「戦争」がありますが、戦争を長引かせ戦死者を増大させたのが精神論です。

 

精神論を持ち出す人間が死者を増やす

第二次大戦中の神風特攻隊や硫黄島では敵の捕虜になる位なら自決。日露戦争を想定した冬山行軍訓練では遭難の危険がありながら「そんな軟弱な精神で国の為になれるのか！」と強行し、210人中199人が死亡した「八甲田事件」もあったのです。八甲田山の映画の中で北大路さんの言うセリフで「天は我々を見放した」とありますが、最後は天にすがるなんて事をしています。

 

精神論は日本の悪しき慣習

歴史の裏には精神論・根性論が絡む事件が多いのも日本の悪い部分と言え、仕事においての精神論・根性論は無能な人間の逃げ文句に過ぎず、それを持ち出す人間は負の遺物と考えるのが妥当と思われます。